「毎朝6時に決まった処理を自動で動かす」——それを支える昔ながらの仕組みが cron(クロン) です。地味ですが、当メディアの自動記事生成もcronのスケジュール指定で動いています。基本だけ押さえておきましょう。

cronとは
cronは、決まった時刻・間隔で処理を自動実行するための時間ベースのジョブスケジューラです。サーバー運用では「毎晩バックアップ」「毎朝レポート送信」「定期的なデータ取得」などに古くから使われてきました。実行内容と時刻の組み合わせをcron式という短い記法で書きます。
cron式の読み方
cron式は5つのフィールドで構成されます:分 時 日 月 曜日。
| cron式 | 意味 |
|---|---|
0 6 * * * |
毎日 6:00 |
30 8 * * 1-5 |
平日(月〜金)8:30 |
0 21 * * 0 |
毎週日曜 21:00 |
*/15 * * * * |
15分ごと |
記法を試すなら crontab.guru が便利です。式を入れると意味を日本語ならぬ英語で説明してくれます。
タイムゾーンの落とし穴
cronはどのタイムゾーンで時刻を解釈するかに注意が必要です。クラウド環境ではUTC(協定世界時)基準のことが多く、日本時間(JST)とは9時間ずれます。たとえば当メディアの週次タスクは 0 21 * * 0 ですが、これはUTCの日曜21時=JSTの月曜6時を狙ったものです。「6時に動かしたいのに動かない」の多くはこのズレが原因です。
クラウド時代のcron
最近は、cron式でAIエージェントそのものを起動できるようになりました。Claude Code の Routines はその一例で、0 21 * * * のようなcron式を指定すると、毎朝クラウドでエージェントが動き、記事の下書きやコードレビューを自動でこなします。当メディアの記事生成もこの仕組みです。
実務での使いどころ
- 定期バックアップ・データ同期
- 日次・週次レポートの作成と送信
- 監視・ヘルスチェックの定期実行
- (本サイトのように)AIによる定期コンテンツ生成
主な情報源

各サービスは提供元の規約に従ってご利用ください。情報は各情報源の公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。