Bolt Forgeとプロンプトキュー、v0の料金体系――AIサイトビルダーを「利用枠とデータ条件」で選ぶ(2026年9月)

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AIサイトビルダーは「どれが賢いか」だけでなく、「クレジットの減り方」と「自分のプロンプトや生成物がどう扱われるか」で選ぶ段階に入りました。今回は2026年8〜9月に動きのあったBolt.newの新機能・新プランと、v0の料金体系を切り口に整理します。

AIサイトビルダーを選ぶ実務ワークフローのイメージ

Bolt.new:プロンプトキューで待ち時間をなくす

Bolt.newは2026年8月27日、ビルド中に次のプロンプトを送れる「プロンプトキュー」を全プロジェクトに提供しました。送ったプロンプトは順番に並び、前のビルドが終わると自動で実行されます。

  • ビルド待ちのスピナーを見ている時間を、次の指示を考える時間に回せる
  • 公式のプロンプトガイドでは、1つのワークフローの細部は1プロンプトにまとめ、続く別ワークフローはキューに積む使い分けを推奨
  • 例:予約フォームを作る → ページを整える → 外部連携をつなぐ、の順に並べる

Bolt Forge:割り当てと引き換えに学習データを提供

同じ9月、Boltはオープンウェイトモデルで動く「Bolt Forge」のリサーチプレビューを開始しました(9月14日開始、10月14日以降も継続予定)。Forgeはエージェント選択に並ぶ選択肢の一つで、オプトインしたセッションがオープンモデルの学習に使われる代わりに、大きな利用枠が得られる仕組みです。

  • Proユーザー向けに、ローンチ期間中は50倍の利用枠という特別オファー
  • 公式ベンチマーク「Bolt Build Index」では、Forgeのオープンモデルが92.2、Bolt内の最上位有料モデルが101.0(2026年9月時点、Bolt自社計測)
  • 同意画面で断れば、StandardやMaxで何も共有せずに使える
  • TeamsとEnterpriseはForge・AI学習・データセットライセンスの対象外。EEA・英国・スイスのセッションも学習には使われない

一方、第三者メディアのSuperpower Dailyは、新しい利用規約では「Bolt AI Featuresを通ったコンテンツ」が対象と定義されており、Forge限定という説明より範囲が広く読めると指摘しています。実務で使う場合は、StackBlitzのプライバシーポリシーと規約を自分で確認し、クライアントワークの扱いは特に慎重に判断してください。

v0:モデル3段階のトークン課金

Vercelのv0は、Mini/Pro/Maxの3つのモデルを選ぶ従量クレジット制です。2026年2月の大型アップデートでGit連携とVS Code風エディタが入りましたが、料金体系は変わっていません。以下はNo Code MBAの2026年9月18日時点の整理です。

モデル 入力(100万トークン) 出力(100万トークン) 向く用途
v0 Mini $1.00 $5.00 軽い修正・単純作業
v0 Pro $3.00 $15.00 ほとんどの作業(推奨)
v0 Max $5.00 $25.00 複雑なロジック
プラン 月額 含まれるクレジット ポイント
Free $0 $5 1日7メッセージ
コラボレーション $30/人 $30/人 毎日$2のログインクレジット
Business $100/人 $30/人 AI学習へのデータ利用がデフォルトでオプトアウト
Enterprise 要相談 非公開 SAML SSO・ロール管理

価格は変わりやすいため、契約前に公式の料金ページで最新を確認してください。

選び方の目安

重視すること 候補 見るべき点
とにかく試行回数を増やしたい Bolt(Forge) 学習データ提供への同意が許容できるか
UIをReact/shadcnで作りコードも管理したい v0 モデル別のクレジット消費
業務・受託案件で情報を守りたい v0 Business/Bolt Teams 学習オプトアウトの範囲と規約の文言

ツール比較では性能表に目が行きがちですが、料金の単位(メッセージ/トークン/利用枠)とデータ条件を先に確認すると、あとから困りにくくなります。


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