Vagrant boxを外付けハードディスクにお引越し&おまけの小ネタ

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Vagrantのローカル環境をいくつか作って業務で使用していたのですが、PCの本体容量が圧迫されてしまい、他のアプリケーション(SourceTree)の動作にまで影響を及ぼすようになってしまいました・・・。

SSD販売メーカーのHPなどを見ると、SSDで容量が少なくなった場合、書き込み速度の低下が発生したり、SSDのフラッシュメモリを劣化させることによりSSD自体の寿命が短くなってしまうという事のようです。

保存用に外付けHDDを使用させて頂いているので、これを機に全てboxを外付けHDDにお引っ越ししようと思った次第です。

備忘を兼ねて手順を以下に書きます。

1)容量の大きい以下のフォルダを今回外付けHDDに移動します。

    • Vagrantが使用している【.vagrant.d】をPC(Mac)のホーム直下から、外付けHDDの直下へ移動
    • VirtualBoxが使用している【VirtualBox VMs】をPC(Mac)のホーム直下から、外付けHDDの直下へ移動

以下は外付けHDDに移動した際のスクリーンショットです。

2)PC(Mac)のホームディレクトリの.bash_profileに環境変数を設定します。

export VAGRANT_HOME=”/Volumes/外付けHDD/.vagrant.d”

3)VirtualBoxを起動して、メニューのVirtualBox → 設定… → 一般タブにある「デフォルトの仮想マシンフォルダー」を移動した先に変更します。

4)Boxを起動しようとするとフォルダを移動したことにより認識されなくなるので再登録をします。まず各Boxについて、右クリックで「除去」をします。

5)除去が終わったら、再登録をします。VirtualBoxを再起動し、移動した【VirtualBox VMs】フォルダの各Boxフォルダ内に、***.vboxというファイルがあるので、それをダブルクリックする事でVirtualBoxに再登録することができます。

6)再登録が完了したら、vagrantコマンドで仮想マシンが起動することを確認します。

無事起動でき、PCのSSD使用容量も減らすことができたのでよかったです。

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おまけの小ネタ

前回もtinkerのことを書きましたが、今回もtinkerです・・・。

少し前にローカル環境を1つ壊してしまい、再構築する必要が出てきてしまった際にあった内容になります。

ようやく復旧してtinkerを実行しようとしたところ、以下のようなエラーが出てしまいました・・・。

調べたところ権限がないようで、以下ディレクトリにファイルを作成すれば良いとのことでした。

~/.config/psysh/config.php

runtimeDirにはプロジェクトのルートパスを入れます。

無事起動しました。

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