「Claude Codeに何を頼めばいいか分からない」「もっと効く頼み方を知りたい」――そんなときの近道が、Anthropic公式の プロンプトライブラリ です。コピペで使えるプロンプトが約60個、しかも「なぜ効くのか」の“型”まで学べます。要点と、すぐ効く6つの型を解説します。
プロンプトライブラリとは
Claude Code 用のコピー&ペーストで使えるプロンプト集です。単なる文例ではなく、各プロンプトに「このプロンプトが機能する理由」の解説と出典、そして「次の一歩」が付いていて、自分のタスク向けにアレンジする力が身につくのが特長。出典はAnthropicの公開ガイド(一般的なワークフロー、ベストプラクティス、各チームの使い方 など)です。基礎は Claudeスキル入門 や Claude Codeスキル「9つの型」 も参照。
どう整理されているか
約60個のプロンプトが、開発の流れ(SDLC)と役割で分類され、検索・絞り込みできます。
| フェーズ | 主なカテゴリ(プロンプト例) |
|---|---|
| 発見 | オンボード・理解(「このコードベースの概要を教えて」「削除したら何が壊れる?」) |
| 設計 | 計画・プロトタイプ(「まだ編集せずに変更計画を立てて」「このモックアップから動くプロトタイプを作って」) |
| 構築 | 実装・テスト・リファクタリング・レビュー・操舵(「テストを書いて実行して失敗を直して」「コミット前に危なそうな箇所を指摘して」) |
| リリース | Git・リリース(「変更をまとめたメッセージでコミットして」「v2.3→v2.4のリリースノートを作って」) |
| 運用 | デバッグ・インシデント・データ・自動化(「500エラーを調査して原因を教えて」「この繰り返し作業を /skill にして」) |
さらに役割タグ(プロダクト/デザイン/ドキュメント/マーケ/セキュリティ/オンコール など)で、自分の職種に合うプロンプトだけを表示できます。迷ったら「最初に試す5つ」から始められます。
すぐ効く「6つの型」
ライブラリのプロンプトが共通して持つ“効く書き方”です。これを知ると、どんなタスクにも応用できます。
1. 手順ではなく「結果」を説明する
やり方を指図せず、達成したいことを言う。ファイル探しはClaudeに任せます。
公開APIにレート制限を追加して、既存のテストが通ることも確認して
2. 自分の作業をチェックする手段を与える
「実行・テスト・比較・検証」を同じ指示に入れると、1回で止まらず自分で反復します。
マイグレーションを書いて、開発DBに対して実行し、スキーマが一致することを確認して
3. 参照を指す
既存のファイルやパターンを指すと、プロジェクトの流儀に沿ったコードになります(無指定だと一般論に寄る)。
プロフィールページと同じレイアウトに沿って、設定ページを追加して
4. 測定可能なゴールを述べる
数値目標を与えると「完了の定義」が明確になり、達成まで測定と改善を繰り返します。
バンドルサイズを200KB以下にして、何を削ったか見せて
5. 材料(アーティファクト)を渡す
説明よりも“現物”。エラー・ログ・スクショを貼るか、@ でファイルを参照します。
なぜビルドが失敗している? @build.log
6. 答えてほしい「形式」を言う
形式・長さ・対象読者を指定すると、使いやすいアウトプットになります。
支払いリトライの仕組みを、図付きのHTMLページで説明して、ブラウザで開いて
使い方
- ページでプロンプトを開き、
{path}のようなスロットを自分の値に埋める。 - 「コピー」してClaude Codeに貼る。
- 「このプロンプトが機能する理由」を読んで、背後の型を理解する。
一部のプロンプトは前提が必要です(例: PRレビュー系は gh CLI 認証、DBログ系は MCP 接続、デザイン系はブラウザプレビュー)。カード内に「必要なもの」として明記されています。
次の一歩:使い捨てにしない
気に入ったプロンプトは、繰り返し使える形に“昇格”させましょう。
- スキル化:
/commandとして保存し、チームの誰でも実行できるようにする。 - CLAUDE.md に記録:Claudeが学んだ規約を書いておくと、毎セッションの最初に読み込まれる。
- プランモード:大きな・危険な変更は、編集前に対象ファイル一覧を出させてから進める。
主な情報源
プロンプト・仕様・呼称は公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。