Reflection「Beam」501B・Qwen3.8-Flash-Next・Qwen-Image-2.1・Ollama更新——2026年10月初旬のオープンLLM動向

オープンソースLLM のアイキャッチ

今週のオープンウェイト界隈は、米Reflection AIが501Bの「Beam」を発表し、Alibabaが次世代アーキテクチャのプレビュー版を公開、画像モデルとローカル実行ツールも更新されました。4つのトピックを整理します。

オープンソースLLMのイメージ

Reflection AI「Beam」:米国発の501Bオープンウェイト

NvidiaがバックするスタートアップのReflection AIが、10月5日にBeamを発表しました。総パラメータ501Bのモデルで、コーディングとエージェント用途が中心です。重みはApache 2.0で、技術レポートなどとともに今月中に公開する予定です。発表時点ではまだ公開されていません。

  • 推論性能はZ.aiのGLM-5.2と同等とされ、計算コストはDataCampの分析で3〜4分の1程度とされています。
  • エージェント系のコーディングではKimi K3に及ばないという評価です。
  • 狙いは企業や国家向けの「AIファクトリー」で、自社データで独自のローカルAIを作る構想です。

出典: TechCrunch / DataCamp

Alibaba「Qwen3.8-Flash-Next」:Qwen4アーキテクチャのプレビュー

AlibabaのQwenチームは、次世代のQwen4で使うアーキテクチャを先行して載せたQwen3.8-Flash-Nextを、オープンウェイトで公開しました。メインモデルは125B(アクティブ6B)に、51BのN-gram埋め込みが加わります。このN-gram部分はホストメモリに置く設計です。The Registerは、DeepSeek V4.1 Flashと同じ研究に基づく手法だと伝えています。

項目 内容
パラメータ 125B(アクティブ6B)+N-gram埋め込み51B+MTP 4B
入力 テキスト・画像・動画
コンテキスト 262K(YaRNで1Mまで拡張可)
ライセンス qwen-community-1.0(MIT/Apache ではない)
量子化版 NVIDIA NVFP4版(BF16比で約63%小型化)

マルチGPUでの配置に癖があり、実際に動かす際の注意点がTowards AIにまとまっています。Qwen4の発表日は未定です。

出典: Yotta Labs / Hugging Face

データセンターのサーバーラック
Photo: Robert Scoble / CC BY 2.0(Openverse経由)

Qwen-Image-2.1:7Bで生成と編集を統合

Qwenは画像モデルQwen-Image-2.1をオープンウェイトで公開しました。視覚生成部は7Bで、テキストからの生成と画像編集を1つのモデルで扱います。透過画像をネイティブに出力でき、最大10枚の参照画像も使えます。Tom’s Hardwareによると、RTX 3090クラスでも動作します。ただしHacker Newsではライセンスの制限を惜しむ声が出ています。

出典: Qwen公式ブログ / GitHub

ローカル実行ツール:Ollamaの更新

Ollamaはv0.34.1でApple SiliconのMLXメモリ処理を改善し、/api/tagsの応答を大規模ライブラリで3.1秒から294msに短縮しました(Releasebotの記載、テスト値)。MLXのsafetensors向けollama createは正式機能になりました。一方、GGUFへの変換と量子化はllama.cppのツールを使う方式に変わっています。v0.35.0(9月28日)は、llama.cppビルドb11081に固定されています。

出典: Releasebot / Vibecoder Journal


主な情報源

各サービスは提供元の規約に従ってご利用ください。情報は各情報源の公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。