今週のオープンウェイト界隈は、米Reflection AIが501Bの「Beam」を発表し、Alibabaが次世代アーキテクチャのプレビュー版を公開、画像モデルとローカル実行ツールも更新されました。4つのトピックを整理します。

Reflection AI「Beam」:米国発の501Bオープンウェイト
NvidiaがバックするスタートアップのReflection AIが、10月5日にBeamを発表しました。総パラメータ501Bのモデルで、コーディングとエージェント用途が中心です。重みはApache 2.0で、技術レポートなどとともに今月中に公開する予定です。発表時点ではまだ公開されていません。
- 推論性能はZ.aiのGLM-5.2と同等とされ、計算コストはDataCampの分析で3〜4分の1程度とされています。
- エージェント系のコーディングではKimi K3に及ばないという評価です。
- 狙いは企業や国家向けの「AIファクトリー」で、自社データで独自のローカルAIを作る構想です。
出典: TechCrunch / DataCamp
Alibaba「Qwen3.8-Flash-Next」:Qwen4アーキテクチャのプレビュー
AlibabaのQwenチームは、次世代のQwen4で使うアーキテクチャを先行して載せたQwen3.8-Flash-Nextを、オープンウェイトで公開しました。メインモデルは125B(アクティブ6B)に、51BのN-gram埋め込みが加わります。このN-gram部分はホストメモリに置く設計です。The Registerは、DeepSeek V4.1 Flashと同じ研究に基づく手法だと伝えています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パラメータ | 125B(アクティブ6B)+N-gram埋め込み51B+MTP 4B |
| 入力 | テキスト・画像・動画 |
| コンテキスト | 262K(YaRNで1Mまで拡張可) |
| ライセンス | qwen-community-1.0(MIT/Apache ではない) |
| 量子化版 | NVIDIA NVFP4版(BF16比で約63%小型化) |
マルチGPUでの配置に癖があり、実際に動かす際の注意点がTowards AIにまとまっています。Qwen4の発表日は未定です。
出典: Yotta Labs / Hugging Face

Qwen-Image-2.1:7Bで生成と編集を統合
Qwenは画像モデルQwen-Image-2.1をオープンウェイトで公開しました。視覚生成部は7Bで、テキストからの生成と画像編集を1つのモデルで扱います。透過画像をネイティブに出力でき、最大10枚の参照画像も使えます。Tom’s Hardwareによると、RTX 3090クラスでも動作します。ただしHacker Newsではライセンスの制限を惜しむ声が出ています。
ローカル実行ツール:Ollamaの更新
Ollamaはv0.34.1でApple SiliconのMLXメモリ処理を改善し、/api/tagsの応答を大規模ライブラリで3.1秒から294msに短縮しました(Releasebotの記載、テスト値)。MLXのsafetensors向けollama createは正式機能になりました。一方、GGUFへの変換と量子化はllama.cppのツールを使う方式に変わっています。v0.35.0(9月28日)は、llama.cppビルドb11081に固定されています。
出典: Releasebot / Vibecoder Journal
主な情報源
- Reflection AI: Introducing Beam
- TechCrunch
- DataCamp
- Yotta Labs
- The Register
- Qwen公式ブログ
- Releasebot (Ollama)
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