Perplexityは「検索」から「作業代行」へ:Computer・Projects・料金を2026年10月時点で整理

AIサービス紹介 のアイキャッチ

引用つきの回答エンジンとして知られる Perplexity は、2026年に入って「検索して終わり」から「調べて、作業まで進める」サービスへ性格を変えました。料金、Computer、Projects、API の移行までを、これから使う人向けに整理します。

AIエージェントのイメージ

Perplexityとは

Perplexityは、Web上の情報をリアルタイムに調べ、番号つきの出典リンクを添えて回答するAI回答エンジンです。公式ハブでは、複数の主要モデルを質問に応じて使い分ける「マルチモデル」を特徴に挙げています。回答の根拠をその場で確認できるので、調べものや情報収集と相性が良いサービスです。

2026年に何が変わったか

サードパーティの年表やヘルプセンターの記載を総合すると、主な動きは次のとおりです。

時期 出来事
2026年2月 複数モデルを束ねて長い作業を進めるエージェント「Computer」を、最上位の Max プラン向けに提供開始
2026年3月 モデル・検索・ツールを使うエージェントの実行基盤「Agent API」を公開
2026年6月 Computer の記憶機構「Brain」を追加
2026年7月 Windows 版の Personal Computer、Spaces から Projects への名称変更・統合
2026年9月 Mac の Hybrid Compute、旧 Sonar API の提供終了予定日(9月27日)

年表は ScriptByAI の Perplexity タイムラインなどの第三者情報に基づきます。日付は変わることがあるので、実際に使う前に公式の更新履歴も確認してください。

料金プランの目安

Max の月額200ドル(年額2,000ドル)は公式ヘルプに記載があります。その他は解説サイトの情報なので目安として見てください。

プラン 月額の目安 向いている人
Free $0 ときどき調べものをする人。Pro Search は少数のみ
Pro $20 毎日リサーチに使う人。モデル切り替え、ファイルアップロードなど
Max $200 Computer や Labs を大量に使う人。月10,000クレジット、Model Council など
Enterprise Pro / Max 席あたり $40 / $325 SSO やデータ管理が必要な組織

Computer は Max 専用として始まりましたが、解説サイトによっては Pro でも使えると書かれています。プランの中身は頻繁に変わり、Perplexity 自身のページ間でも食い違いが見られるため、契約前にヘルプセンターで最新の内容を確認するのが安全です。

使い方のポイント3つ

1. 調べものは「出典を開く」までが1セット

引用リンクがあっても、内容が正しいとは限りません。重要な数字や固有名詞は出典ページで確かめる習慣をつけましょう。

2. 継続案件は Projects にまとめる

Projectsは、検索の履歴、Computer のタスク、ファイル、カスタム指示、接続したツールを1か所にまとめる共有ワークスペースです。旧 Spaces が名称変更されたもので、カスタム指示は8,000文字まで、共同編集者は通常5人までという上限があります(解説サイトの記載)。コネクタを共有しても各メンバーのログイン情報は共有されず、Microsoft 365 や Google Drive などは各自が接続する必要があります。

3. 定期作業は Scheduled Tasks に任せる

従来の Tasks は、Computer の仕組みの上で動くScheduled Tasksに置き換わりました。ツール、コネクタ、サブエージェントを単発の Computer と同じように使えます。

プライバシーとMacの Hybrid Compute

2026年9月1日に Mac 向けに始まった Hybrid Compute は、重い処理(検索や計画)をクラウドのモデルに任せ、機微な情報を扱う手順だけを端末内の小さなモデルに回す機能です。解説記事によると、送信前に端末内の分類器が氏名や口座番号などを仮の値に置き換え、回答の受け取り後に元へ戻します。対象は Apple シリコン搭載で macOS 15 以降、メモリ24GB以上(32GB推奨)の Mac です。ローカル処理ではクラウドのクレジットを消費しないとされています。詳細は解説記事で確認できます。

通常のアカウントでは、データ保持(AI Data Retention)がデフォルトでオンになっています。CNETによると、オプトアウトしない限り入力が改善に使われる可能性があります。機密情報を扱う前に設定画面を見ておきましょう。

開発者向け:Sonar から Agent API へ

公式ドキュメントでは、Sonar の chat completions は Agent API に移行する方針で、Sonar のサポートは2026年9月27日までとされています(Second Talentの整理による)。Sonar を使う既存コードがあるなら移行を急ぎ、新規開発は Agent API から始めるのが無難です。

こんな人に向いている

  • 調査や下調べが多く、出典つきの回答を求める人
  • 案件ごとに資料と会話を1か所へまとめたい人
  • 定期的な情報収集を自動化したい人

反対に、機密性の高い社内データを扱う場合は、Enterprise の管理機能やデータ保持の設定を先に確認してください。


主な情報源

各ツールは提供元の規約に従ってご利用ください。情報は各情報源の公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。