水曜はAIサイトビルダーの日。今回は v0・Lovable・Bolt.new・Framer の直近の動きを拾い、「どれを何に使うか」を選ぶ観点で整理します。

今回のポイント
- v0:ChatGPTの有料プランをつないでプロトタイプを作れるように
- Lovable:新規アプリはTanStack Start+SSRが標準になり、SEOに強い土台に
- Bolt.new:初の買収(Dokai)でエンタープライズ向けエージェントを強化
- Framer:CMS・SEO・ホスティングまで含めた「公開して運用する」立場を前面に
v0:ChatGPTプランでプロトタイプを作る
Vercelの解説によると、対象のChatGPT PlusまたはProの契約者は、ChatGPTプランをv0に接続できます。対応するOpenAIの応答はChatGPTの利用枠から消費される仕組みで、別途の高額プランは不要とされています。社内の備品申請アプリのように、サンプルデータで承認フローを試す小さな題材から始めるのが向いています。v0自体は2026年2月の更新でGit連携やブラウザ内エディタが入り、「部品生成ツール」から「フルスタックのビルダー」に寄ってきました。
Lovable:SSR標準でSEOの弱点が減った
Lovableのchangelogでは、2026年5月13日以降に作った新規アプリはTanStack StartによるSSRが標準です(Enterpriseプランを除く)。最初のリクエストからクロール可能なHTMLが返るため、公開サイトとして使うときのSEO面の不安が小さくなります。従来のReact+Viteのアプリは、検索や各種AIクローラー向けのオンリクエスト・プリレンダリングで対応します。アプリ内のAI機能では、画像生成・編集モデルやGemini 3.5 Flashも選べるようになっています。
Bolt.new:初の買収で業務連携を強化
StackBlitzのBolt.newは、エンタープライズ向けの自律エージェントを作るDokaiを買収したと発表しました。長時間のビルドの扱いや、CRMなど社内システムとの接続を強める狙いです。ブラウザ内でNode.jsを動かすWebContainersが土台なのは変わりません。
Framer:デザイン起点で「公開と運用」まで
Framerは比較ページで、Figma Sitesに対し、CMS・SEO・ホスティング・Framer Agentsまで一つで完結する点を打ち出しています。ベンダー自身の主張なので、鵜呑みにせず自分のサイトで試して判断してください。
用途別の選び方(早見表)
| 目的 | 候補 | 見るポイント |
|---|---|---|
| Next.js/shadcn系のUI・アプリを素早く | v0 | Vercelデプロイ、Git連携、ChatGPTプラン接続 |
| バックエンド付きのWebアプリ | Lovable | SSR標準、Supabase等との連携 |
| ブラウザだけでフルスタック開発 | Bolt.new | WebContainers、企業システム連携 |
| デザイン主導のマーケサイト | Framer | キャンバス編集、CMS、SEO、ホスティング |
| Figma資産を活かす | Figma Make / Figma Sites | コード書き出しは席種に制限あり |
選ぶときの3つの確認
- 公開後の運用:CMSや独自ドメイン、SEOを誰がどう更新するか。
- コードの持ち出し:書き出しの可否やプラン条件は各社で異なるため、契約前に確認。
- 料金の消費単位:クレジット制・利用枠制など。小さな案件で試算してから本番へ。
主な情報源
- OpenAI DevDay 2026: What can you build now? – Vercel
- Rocket.new vs v0(v0の2026年2月更新の記述)
- Lovable changelog
- Bolt.new Makes Its First Acquisition: Dokai – Business Wire
- Framer vs Figma Sites – Framer
- Best Website Design Tools in 2026 – Awesomic
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