md.page入門:Markdownを1コマンドで共有Webページにする(API・MCP・Claude対応)

md.page のアイキャッチ

書いた Markdown を、たった1回のコマンドやAPI呼び出しで「共有できるWebページ」に変える――それが md.page です。サーバー構築もデプロイも不要。AIエージェント(MCP・Claude Code)からも直接ページを公開できます。

md.page とは

md.page は、Markdown テキストを渡すと、見やすい HTML ページとして即座に公開・ホスティングしてくれるサービスです。発行されるのは短くて推測されにくい URL。技術ブログの下書き共有、議事録やメモの受け渡し、AIに作らせたレポートの公開など、「Markdown のまま誰かに見せたい」場面を最短で解決します。オープンソース(GitHub: maypaz/md.page)で公開されています。

2つの公開モード

モード内容ログイン
匿名(一時)24時間で自動的に消えるページ。1ページあたり最大500KBまで不要
アカウント(永続)消えない永続ページ。ユーザー名.md.page/ページ名 のような個人サブドメインが持てるGoogleログイン

「ちょっと見せるだけ」なら登録なしの匿名ページ、「残したい・自分のURLで管理したい」ならアカウント、と使い分けられます。

主な特徴

  • ゼロセットアップ:サーバーやデプロイ設定なしで、Markdownを渡すだけ。
  • Mermaid 図に対応:フローチャートや図をMarkdown内に書けばそのまま描画される。
  • OGP画像の自動生成:SNSでシェアしたときのサムネイル画像が自動で作られる。
  • 公開/非公開の切り替え:ページごとに可視性を設定できる。
  • APIキー(mdp_ で始まる)でプログラムからの投稿に対応。

4つの連携方法

使い方は用途に応じて選べます。

方法コマンド/設定向いている用途
CLInpx mdpage-cli README.md手元のMarkdownファイルをサッと公開
MCPサーバーnpx -y mdpage-mcp を mcpServers に登録Claude等のAIエージェントから直接公開
Claude Code Skillnpx skills add maypaz/md.pageClaude Code に公開機能を追加
OpenClawnpx clawhub@latest install publish-to-mdpageOpenClaw 環境での導入

特にMCPサーバーとClaude Code Skillに対応しているのが今っぽいところ。AIに「この内容をページにして」と頼むと、そのまま公開URLが返ってくる、という流れが作れます(MCPについては MCPとは も参照)。

API の概要

認証は Authorization: Bearer mdp_... 形式。主なエンドポイントは次のとおりです。

  • POST /api/publish:匿名(一時)ページの作成
  • POST /api/pages:永続ページの作成(要認証)
  • GET /api/pages / PUT・DELETE /api/pages/:id:一覧・更新・削除
  • GET /api/me、POST /api/keys ほか:アカウント・キー管理

技術基盤は Cloudflare Workers(Hono)+ KV / D1 / R2、Markdown処理は markdown-it、認証は Google OAuth 2.0。サーバーレスで動く構成です。

料金・上限

オープンソースで提供されており、基本は無料で試せます。1アカウントあたりページ10件・APIキー5本、コンテンツは1ページ最大500KB、匿名ページは24時間で消滅、といった上限があります(公開時点の情報。最新は公式のドキュメントを確認してください)。

注意点・まちがえやすいポイント

  • 匿名ページは24時間で消える:残したいものはアカウントで永続ページにする。
  • Chrome拡張は存在しない:md.page が公式に提供しているエディタ連携は VS Code 拡張です。なお「.MD this page」という名前のChrome拡張がありますが、これは別の開発者による、機能が真逆のツールです(→ 「.MD this page」:WebページをMarkdown化するChrome拡張)。

主な情報源

各ツール名・仕様・料金は公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。