ボットなしで会議を記録するAIメモ帳「Granola」を試す:料金・MCP連携・日本語利用の注意点

AIツール図鑑 のアイキャッチ

会議に「ボット」が入ってくるのが気まずい——そんな悩みに応えるAI議事録ツール Granola。端末の音声を直接拾い、あなたのメモと合わせて要約を作る仕組みと、料金・使いどころ・注意点をまとめました。

会議とメモを整理するワークフローのイラスト

Granolaとは

Granolaは、会議中のやりとりを文字起こしし、あなたが打ったメモを手がかりに要約・アクションアイテムを作る「AIメモ帳」型のツールです。macOS・Windows・iOS・Androidで動きます(The Rundownの紹介より)。

ここが違う:ボットを使わない

  • ボット不参加:Zoom・Meet・Teamsなどに録画ボットを招待せず、PCのシステム音声とマイクを使います。対面の打ち合わせや突発の通話にも同じ手順で使えます。
  • 音声は残さない:紹介記事によると、保存されるのは文字起こしとメモで、音声そのものは保持されません。
  • 自分のメモが主役:要点だけ書いておけば、AIがそこを重視して整えます。灰色がAI生成、黒が自分のメモという表示です。
  • 会議前のBrief:カレンダーと連携し、参加者や前回の話題を会議前にまとめてくれます。
  • 横断チャットとRecipes:過去の会議をまたいで質問したり、定型プロンプトを再利用したりできます。
会議室で打ち合わせをするチーム
Photo: Startup Stock Photos / CC0(Openverse経由)

料金プラン

プラン 月額(1ユーザー) 主な内容
Basic $0 AI議事録、会議履歴は限定表示、AIチャット、共有フォルダ、テンプレート、多言語対応、モデル学習のオプトアウト
Business $14 履歴無制限、高度なAIモデル、Notion・Slack・HubSpot・Zapierなどとの連携、MCP連携、APIアクセス
Enterprise $35 SSO、管理者コントロール、組織全体の自動削除期間、チーム全体の学習オプトアウト

料金は公式の料金ページの内容です。変更される場合があるため、最新情報は公式で確認してください。

MCP連携で他のAIにつなぐ

Businessプラン以上ではMCP連携が使えます。レビュー記事では、Claudeに当日の商談から
フォローアップメールを作らせる、Cursorで打ち合わせの要件を取り出す、といった使い方が紹介されています。議事録を「AIの入力データ」として育てられるのが、単なる文字起こしとの違いです。

使う前の注意点

  • 参加者への周知:ボットが見えない分、録音・文字起こしをすることを相手に伝えるのが礼儀です。社内規程や相手の同意ルールも確認しましょう。
  • 言語:比較記事(tl;dv)ではデスクトップ版の対応言語は10言語で、中国語は非対応とされています。日本語で使う場合は、対応状況を無料プランで試してから判断してください。
  • 無料枠の制限:無料では直近30日分のノートのみ表示される、という指摘があります。
  • 年額割引なし:同じ比較記事によると、年額割引はありません。

こんな人に向いています

  • 外部との商談・面談が多く、ボットが入る違和感を避けたい人
  • 議事録を書くより、要点だけメモして残りはAIに任せたい人
  • 議事録をClaudeやCursorなど他のAIに渡して活用したい人

オフラインで動く、ローカル文字起こし中心のツールを探すなら、上記の比較記事にある代替候補も参考になります。


主な情報源

各ツールは提供元の規約に従ってご利用ください。情報は各情報源の公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。