Lovable独自ドメイン標準化・Bolt.new「Claude Agent」完全移行・v0 Platform API——AIサイトビルダー8月の動き

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2026年8月、AIサイトビルダー各社が足回りを固めてきた。Lovableは独自ドメイン管理とワークスペースを標準機能に格上げし、Bolt.newは旧エージェントを完全に引退させてClaude Agentへの統一を終えた。v0は「自分専用のAIアプリビルダー」を作れるAPIを公開している。今日は主要4サービスの近況と使い分けを整理する。

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Lovable——独自ドメインとワークスペースが標準機能に

チャットでアプリを作るLovableは、ここ数週間で運用面の機能を大きく整えた。まず独自ドメインの購入・接続がLovable内で完結するようになり、導入以来すでに1万件超のドメインが接続されているという。外部レジストラを別途契約する手間がなくなった。

次に、契約単位を「ワークスペース」に統一。個々のプロジェクトへの共同編集者は人数無制限で招待でき、料金は招待人数ではなく消費クレジット量で決まる方式に変わった。あわせて料金プランもProプラン(月額25ドル〜)とTeamsプラン(月額30ドル〜、チーム向け共有ワークスペース)の2本立てに整理されている。

チーム開発でLovableを使うなら、ドメイン運用や権限管理の面で以前より導入しやすくなったと言える。

Bolt.new——v1 Agentが引退、Claude Agentが全プロジェクトの標準に

StackBlitzが運営するBolt.newでは、旧世代の「v1 Agent」が完全に姿を消した。2026年4月に新規プロジェクトでのv1選択が停止し、8月3日をもって残っていたv1プロジェクトもすべてClaude Agentへ自動移行が完了している。

時期 できごと
2026年4月13日 新規プロジェクトでのv1 Agent選択を停止
〜2026年8月3日 既存v1プロジェクトは稼働継続(手動切替はチャット履歴が消える点に注意)
2026年8月3日以降 残存v1プロジェクトをClaude Agentへ自動移行、v1は完全終了

Claude Agentへの一本化により、エラー発生率の低減や複雑なタスクでの推論の粘り強さが向上したとされる。詳細はBolt公式のリリースノートで確認できる。

v0(Vercel)——Platform APIで「自分専用のAIビルダー」を作る

v0はチャットUIの裏側をAPIとして開放した。v0 Platform APIを使うと、プロンプト送信→ファイル生成・編集→Vercel Sandbox上でのプレビュー→デプロイという一連の流れを、自社のUIやワークフローに組み込める。

  • 1つの「chat」がアプリの状態を保持し、同じchat IDで追記編集を継続できる
  • 同期・非同期・ストリーミングの3方式に対応
  • ストリーミング時はファイル読み取り・編集・検索・Bashコマンド実行などエージェントの動作を逐次確認できる

自社サービスに「AIでUIを作る機能」を組み込みたい開発チームにとっては、v0そのものを使うより一段深い統合が可能になった。

4サービスの使い分け

チャット主導でアプリを作る系のツールが増える中、どれを選ぶかは目的次第だ。ざっくりした整理は以下の通り。

サービス 向いている人 特徴 コードの扱い
Lovable 非エンジニアの起業家・チーム 1プロンプトから動くSaaSを生成、Supabase連携が標準 コードはやや抽象化・エクスポート可
v0 Next.js前提のチーム 本番品質のReact/Next.js UIを高速生成、API統合も可 コード品質重視、他プロジェクトに統合しやすい
Bolt.new アイデアを素早く検証したい人 ブラウザ上でフルスタックアプリが即動く、React/Vue/Svelte等を選べる 一部オープンソース、自由度が高い
Replit コードを理解しながら進めたい人 本格的な開発環境+AIエージェント コードを隠さず併走する方針

「まず動くものを見せたい」ならBolt.new、「Next.jsの本番コードに落とし込みたい」ならv0、「非エンジニアだけでSaaSを立ち上げたい」ならLovable、「コードの中身も自分で把握したい」ならReplit、という軸で選ぶとわかりやすい。

ノートパソコンでコードを書く様子
Photo: rawpixel (CC0 1.0), Openverse経由

主な情報源

各ツール・サービスは提供元の規約に従ってご利用ください。情報は各情報源の公開時点のものです。収集・要約はAI、公開判断は人。