LPデザインを激変させるClaudeスキル&MCP集──アンチスロップ〜おすすめスタック

LP Design Skills のアイキャッチ

Claude Code で作るLP(ランディングページ)が「量産SaaS感(Interフォント+紫グラデ+3カラム)」になってしまう――。これはスキルとMCPを足すだけで劇的に変わります。LPの見た目を底上げする最有力どころを、効果の大きい順にまとめ、そのまま真似できる“おすすめスタック”まで示します。

なぜAIのLPは“それっぽい量産型”になるのか

Claude Code はエンジニアリング(部品の配線・状態管理・実装)は得意ですが、タイポや配色・余白の“センス”は弱い――設計者として訓練されていないためです。だから放っておくと学習data由来の無難な見た目に寄ります。解決策は「強い入力を与える」こと。①美的方向を強制するスキル、②実デザインシステムを渡すMCP、③視覚で検証する目の3点を足すのが定石です。

① まず効く:AIスロップを断つ「デザインスキル」

LPが凡庸になる根本を潰す層。最初に1つ入れるならここ。

スキル役割
frontend-design(Anthropic公式)コードを書く前に美的方向性を決めさせ、Inter/Roboto/Space Grotesk 等の多用フォントを禁止。導入の“底”として最有力(27万+インストール)
Taste Skillアンチスロップ。VARIANCE / MOTION / DENSITY の3ダイヤルで作風を数値制御(→ 解説記事)
Impeccablebrand(マーケ)とproduct(アプリ)の2モード、23コマンド、27のアンチパターン検出
UI/UX Pro Max240以上のスタイルと127のフォントペアから、業種に合うデザインシステムを自動選択

② LP特化スキル(“一発で良いLP”に一番近い)

  • perfect-ui:ランディング/ポートフォリオ専用。カスタムアイコン(絵文字・アイコンライブラリ禁止)+2Dイラスト+シェーダー効果で「人が作った感」を出し、アンチスロップを段階(Tier)で強制。GSAP系スキルと自動連携。
  • judaverse-landing-skill:1プロンプトで完成LP。20以上のレイアウト・35以上のコンポーネント・19のアニメを検索し、21st.dev Magic MCP から本番品質パーツを取得。Navbar → Hero → Marquee → Services → Stats → CTA → Footer を、ダミーではない実コピー付きで生成。
  • neej-frontend-craft:デザインブリーフ+コンポーネント+アニメ+自己採点ルーブリックを1本に統合(汎用スキルを上書き)。

③ 実デザインシステムを渡すMCP(“推測でなく本物のトークン”で作る)

  • 21st.dev Magic MCP:プレミアムなReactコンポーネントを生成(→ 21st.dev解説)。
  • Windframe MCP:Linear / ShadCN / Notion / Pandora・Autumn(マーケLP向き)/ Apple UI 等の実デザインシステムのトークンを返す。無料3回。
  • shadcn MCP(公式):ライブレジストリと components.json を参照し、既存部品の作り直しを防ぐ。導入は claude mcp add shadcn -- npx shadcn@latest mcp。
  • AIDesigner MCP:Claudeが苦手な「洗練されたビジュアル参照+ブランドキット」を1コールで生成し、それを土台に実装させる(“最後の25%”を埋める)。

④ モーション(LPの“おっ”を作る)

  • Animation Design Skills(freshtechbro):GSAP+ScrollTrigger/Framer Motion/Lottie/Locomotive/Three.js など23スキル(→ gsap-scrolltrigger解説)。
  • shaders.com(MCP):WebGPUの背景・エフェクトをコンポーネントで(→ Shaders解説)。

⑤ 仕上げ:視覚で検証する“目”

Playwright MCP や Chrome DevTools MCP を入れると、Claudeがページをスクショ→参照と比較→自動で手直しのループを回せます。「見た目OK」を担保する最重要ピースです。加えて Web Quality Skills(Addy Osmani) で Core Web Vitals・アクセシビリティ・SEO も点検できます。

おすすめ「LP劇的改善スタック」

複数の情報源が共通して推す構成です。全部でなく、太字の3つだけでも体感は大きく変わります。

  1. frontend-design(公式)で美的方向性を強制
  2. perfect-ui または judaverse-landing-skill + 21st.dev Magic MCP でLPを生成
  3. shadcn MCP / Windframe MCP で実デザインシステムに接地
  4. AIDesigner MCP で“建てる前の完成イメージ”を用意
  5. freshtechbro(GSAP)でスクロール/ヒーロー演出
  6. Playwright MCP でスクショ比較→反復
  7. CLAUDE.md にアンチスロップ・ブロックを1つ(例:「Inter と紫グラデ禁止/shadcn優先/Tailwindのみ」)

注意点

  • 多くは第三者製のスキル/MCPです。導入前に中身、とくにMCPが要求する権限・APIキーを確認してください。
  • フォント禁止リストは「学習dataの偏りへの応急処置」で、デザイン哲学そのものではありません。“方向性を決めてから作る”という順序が本質です。
  • スキルはセッション開始時に約100トークンと軽いですが、MCPは常時コンテキストを消費しがち。使う時だけ有効化するのが無難です。

MCPやスキルの基礎は MCPとは、Claude Codeスキル「9つの型」 も参照してください。


主な情報源

各スキル・MCPの名称・機能・インストール数は公開時点のものです(更新の速い領域です)。第三者製ツールの導入は各自の責任・環境でご確認ください。収集・要約はAI、公開判断は人。